Nintendo Switch 5.1ch化 その2
その1 で実現した Nintendo Switch の5.1ch化ですが、Tiamat 7.1 V2 が「バスリダイレクトに対応していないため、ウーファーに送られる 低音成分LFE を人為的に増強しなくてはいけないかもしれない」的なネットの情報をうのみにして、カーホームアンプを購入してみました。
SODIAL カーホームアンプ RCAゲインレベルボリュームノブブースター
というやつです。こいつでウーファーの低音を増強してようと試みましたが、結果、効果はありませんでした。検証は下記の通りです。
LFE/FCに変換ケーブルをつないだ際に、赤と白どっちにLFEが出力されているか確認するため、まずは中継器で直結します。
Switch のサラウンドテストで赤がLFEだとわかったので、下記の通りにアンプを間に入れます。赤だけでなく、白もアンプにいれるパターンも試しました。
結果、なにも間に入れない状態のほうが低音が太いです。アンプでかえって低音が薄くなりました。アンプの個体差なのか、問題のない個体でも効果がないのかわかりませんが、なにもしないほうがマシなので、もとに戻しました。ちゃんとしたアンプを買わないとダメみたいですね。
Tiamat 7.1 V2 がバスリダイレクトに対応していないということは、Switch が出力しているフルレンジを各チャンネルが忠実に再生している状態なので、別にそれはそれでいいんじゃないかと思いました。
LR、サラウンドLR、センター の低音成分をフィルタして固有のチャンネルから出力されないようにし、ウーファーが受け持つLFE信号にそれらを上乗せして出力する(低音はウーファーにまかせる)というのがバスリダイレクトだと理解していますが(違ってます?)、ソースの音の作り方がしっかりしているのであれば、忠実に再生したほうが問題がないように思えます。(オーディオに詳しくないのでだれか突っ込んで!!)
結局、購入したホームアンプはゴミになりましたが、買いものに失敗はつきもので、勉強になったのでよしとしましょう。アンプを買ったらもっとすごいことになるのでしょうか?どのアンプがよいのだろう?
その3 へ続きます。