Nintendo Switch 5.1ch化 その3

その2 にコメントがありましたので、再度バスリダイレクトに挑戦してみたいと思います。

バスリダイレクトの再理解

理解が不足したまま環境を構築しようとして失敗した反省から、再度ググってみたところ、「5.1ch バスリダイレクト」というキーワードだと自分の記事が上位に来るのでワロタのですが、基本に立ち返ると、他のチャンネルに出力されている低音をLFEに集めて出力するってことだと思います。
前回は、FCとLFEをBUS CONTROLへ通したら、低音が太くなるんじゃないかというだけの構成だったのですが、これだとほかのチャンネルの低音を集めていませんのでバスリダイレクトの仕組みとそもそも違っていたわけです。

今回はコメントにあったツイッターの記事なども参考に、自分なりの構築を再度していきます。
FL/FRの低音を集めるのが構築例として挙がっていましたが、RR/RLから集めなくていいのかというのはよくわかりませんでした。対応アンプはそういうこともやっているのかもしれませんが、低コストで構築するにあたりハマってしまうのが嫌なので、とりあえず今回はFL/FRのみを対象としてみます。

必要なケーブル類

スプリッタを使用した例がありましたが、自分の理解に基づきオーディオケーブルで構築します。下記7個の部材を使用します。

以前購入したもの
・SODIAL カーホームアンプ・・・1個
・UGREEN 3.5mm ステレオミニジャック to 2RCA (オス) 変換ケーブル 25cm・・・1個
・UGREEN 3.5mm ステレオミニプラグ to 2RCA (オス) 変換ケーブル 2m・・・1個

追加購入したもの(合計¥2,849)
・JVC 変換コード CN-162G 25cm・・・2個 ¥1,274
・JVC 変換コード CN-2010A 30cm・・・1個 ¥700
・audio-technica AT3C25S・・・1個 ¥875

接続図

図面化したものは後でアップするかもしれませんが、とりあえず写真のみです。

LFEに足す音の生成過程

BUS CONTROL への接続(拡大)

左側 JVC、右側 UGREEN なのでプラグの形状が異なっている

その後の過程

最終段階

モノラル化を2回行います。
FL + FR → モノラルA、モノラルA + LFE → モノラルB
モノラルBを Tiamat のLFE側に入力します。

完成写真

この写真は解りにくいので、一つ前の写真をよくご覧ください。

検証結果

スイッチのサラウンドテストで確認すると変化が分かりません。当たり前ですが、LFEが鳴るタイミングではFL/FRが鳴らないので、バスリダイレクトの有無でテスト結果が全く変わらないからです。それぞれのチャンネルを順番に鳴らすというテストの仕様上当たり前のことですが、そのことに気付かずがっかりしました。

しかし、スプラ2の試し打ち場でBGMを聴いていると変化があることが分かりました。完成写真の「BUS CONTROL から」の部分を抜き差ししてみると、はっきりと違いがあります。BGMのズンドコ、ズンドコな部分が強調されいい感じになりました。また、実際プレイもしてみましたが、バスリダイレクトなしの時とはかなり違います。GAIN0dbFREQUENCY150Hz(どちらも一番端っこ)にしておかないと効果が薄くなるみたいでしたので、つまみをへたにいじらず端っこにしておいたほうがよいみたいでした。

つまりはこの状態
バスコントロール

追加投資3,000円弱の結果としては 大成功 と言っていいと思います。
いっそアンプ買おうと思いましたが、田舎の電器屋ではもはやアンプ単体の販売はしていないです・・・・・

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