セミナー 1日目

セミナー1日目です。ホテルでの軽朝食を食べた後で、会場へ向かいます。錦町まで歩くのですが結構距離があるうえ、工具が結構重くて疲れます。会場はオームビル地下のセミナールームですが、外光が入らず、二日間缶詰かと思うと、ちょっとうんざりですが、照明が明るいので気にならないかな? などと思いながら会場を見渡します。ほぼ一番乗りみたいですね。

開催に先立ちまして、進行表と練習用の電線が配られます。電線以外の部材はまだのようです。

進行表
オーム社セミナー 進行表

1日目は、基礎作業から始まりましたが、ケーブルストリップや輪づくりを全くやったことのない方も参加していて、ずいぶん余裕ぶっこいとんなと思いましたが、逆に手際よく進めている若者もいました。ここで出会った人たちも一期一会の出会いかと思うと少し胸熱です。

進行ですが、進行表通りの進行とはなりませんでしたし、次コレ、コレという具合に、順序だてて実習させるわけでもなく、配られた部材を好きなように切ったり、ストリップしてくださいという感じでした。はい、好きなようにやりましたよ。電工ナイフでのVVRの皮むきはとくに念入りにやりました。どれが出題されるかどうかわからないので、まんべんなく手をつけなくてはいけないのがこの試験のつらいところです。

ストリップや輪づくりの練習が終わると、そのほかの部材が配られ単位作業の練習になります。作業の様子を講師が巡回して指導する感じでしたが、ランプレセクタプルの結線で、いつも線がYの字状になって、絶縁被覆が座金に触れそうになるのですが、講師より、試験では欠陥ではない が熱を持つので実際は触れないように施工しなくてはならず、Yの字でなく、コ―(←この形を右90度回転)の形になるよう首の部分を折り曲げてくださいと指導がありました。なるほど、そのように曲げてから取り付けると取り付けやすいし、被覆が触れることもありません。

露出型コンセントへのVVFの取り付けは、ストリップ部分が短く取り回しが難しいため、ランプレセクタプルより結線が難しいのですが、セミナーで配布されたコンセントは、購入しておいた練習用部材より取り付けが若干しやすい形状だと感じました。購入したものはストリップ部分が少し長すぎても短すぎても収まりが悪く、カバーが閉まらなかったりしたのです。

ということで、部材の違いによって施工しやすい、しにくいはあるので、製品が異なる複数の部材を持っているならば「施工しにくいほうの部材」で練習しておけば対応力が上がると思います。電線もストリップしやすい、しにくいが製品によってあるようです。まあすべてのケーブルを試すわけにもいかないので、回数をこなすしかないでしょう。試験では、極端に施工しにくい製品は支給されないハズと信じたいところです。

さて、午後からは問題演習がありますが、その前に昼食です。
本日の昼食は カレーのボルツ で野菜カレーです。後で調べてわかったのですが、伝統のあるお店みたいですね。学生らしき人が談笑しながら食べてました。

午後の部です。問題演習に入ります。動画で見るといとも簡単にやっているスリーブでの圧着ですが、かなり難しいです。被覆を咬み込んではいけないし、銅線が下から出すぎてもいけない。正しい線同士を結線しなくてはいけないなど、いろいろ気を遣う部分があります。失敗した際のやり直しが、ストリップのやり直しからしなくてはいけないので、大きな時間ロスとなります。合格クリップはそうならないようにあるのですが、とりあえず、時間優先でやるためクリップでの仮止めはやらず、いきなり結線しました。演習だから間違っても別にいいしね。

んで、初見でしたが50分で完成しました。やったことがない単位作業を含めてこの時間ですから上出来ではないでしょうか? 複線図が誰よりも早く完成できた感じだったので、この点も貢献したと思います。試験は40分なので、ここから時間短縮をできるよう作業練度を高めていく必要がありますが自信につながりました。

一日目のセミナーが終わって、夕食は かつや でした。どこもかしこも外食の店員は外国人だらけですなぁ。さて、明日も頑張ることを誓いつつ、今日もSwitchでスプラスコープを撃ちまくります。平常モードに戻るとよく眠れるのです。明日の昼飯は・・・・むにゃむにゃ。

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