Nintendo Switch 5.1ch化 その1
Switch を 5.1chでプレイしたいと思い、下記の機材を購入しました。
CLUX-11SA
HDMIリピータ機能付オーディオデコーダ(購入価格12,852円)
Razer Tiamat 7.1 V2 RZ04-02070100-R3M1
7.1chゲーミングヘッドセット(購入価格23,520円)
こんな立派な箱に入ってます。
取扱説明書とヘッドホン左右を覆う遮光板が入っています。光らせたくない人用です。
いろんな色で光ります。時間で自動変化(赤→黄緑→緑→青→紫→赤)
スピーカーなら結構選択肢はあるのですが、ヘッドホン(セット)だと、上記の製品か SONY MDR-HW700DS の2択になると思います。バッテリー方式が嫌なので有線のRAZERを選んだのですが、ワイヤレスは遅延の問題があることが後で判明し、結果おーらいでしたね。
MDR-HW700DS は遅延の問題が解消できないので、映像のほうを送らせて動画と音声のズレを解消している説があるなど、映画や音楽はともかく、ゲームには不向きな感じでした。(実際どうなん?)
使ってみた感想ですが、ステレオのイヤホンとくらべて、乾いたような音になりました。クリアで透明感があり美しい音色というのではなく、若干霞んだような、音楽的には美しくない感じです。バスリダイレクトに対応しないため低音がスカスカになるというレビューもあり、そのとおり、なんか低音が物足りないなとも感じました。
が、しかし、それは後ほど覆されることになります。
いままでステレオの音に慣れすぎていたということが分かったからです。ステレオの音は最も使用頻度の高いタイプであることもあり、限られたチャンネルから美しく聞こえるような調整がされており、3000円以上するような今どきのイヤホン(もっと安いのは論外)を使用すれば、まともな音に聞こえます。ピンジャックにつなぐ小型スピーカーでも結構いい音出すものもあります。
これらに慣れていると、リアルサラウンドに変わったときに、迫力よりも違和感を感じてしまうことがあるのではないでしょうか?
自分もこんなに高いヘッドセット買ってこの程度の音じゃ、損したなと感じたのですが、ヘッドセットをつけている時間が長くなると、音質が悪いと感じることはなくなりましたし、なにより左右に加えて前後の音が感じられるようになって、格段に敵に気づきやすくなりました。使いはじめで、おお!! と思うことはなく、使っているうちに、アレもしかしてよくね? と気づいた感じでした。
ゲームの時はもっぱら、このヘッドセットを使えばよいプレイができると思いますが、暑いときは蒸れますし、開放感がなく精神的にやられる感じもありましたので、長時間は使わないほうがいいと思います。なので、スプラトゥーン2以外は、卓上スピーカーか通常のイヤホンを使用しています。
Switch で遅延がない、5.1ch リアルサラウンド環境をヘッドホン(セット)で構築する場合、Triton 亡き今、上記の構成以外ないのではと思います。スプスコ撃つときに、壁際と、開けた場所だと反響音がちゃんと違うんですよ。バーチャルサラウンドでいいならいろいろ選択肢がありますけどね。
CLUX-11SAとTiamatの接続方法を教えていただけませんか?
Switch —– HDMIケーブル —– CLUX-11SA —– HDMIケーブル —– モニター
映像系はこんな感じです。モニターにもHDMI経由で音声信号は流れているので、モニターから音声を出したくない場合は、モニターを操作してミュートにします。
ヘッドセットの接続は下記の写真を参照ください。RLC/RRCは挿しても意味がありませんが、ピンジャックが邪魔なので、収納のため挿しているだけです。7.1chならば必要ですが、Switchは5.1chにしか対応していません。
https://subiebear.com/2019/05/29/switch-51ch-2/